写真＝有竹利恭

私は1992年にパラリンピックを初めて知り、障害者のスポーツに興味をもち始めました。

　2006年9月より、障害者のスポーツ情報誌ライズを紙媒体で発行し始め、2012年10月からWEB配信に切り替えました。

　9年間活動して参りましたが、未だに興味が続いているのは、障害者のスポーツは躍動感に溢れ魅力一杯のスポーツだからです。

　例えば車いすバスケットボールなら、巧みな車いす操作で激しくぶつかり合ったり、フロアバレーボールでも、見える人と変わらないくらい俊敏な動きでプレーをしたりするところです。プレー中の競技者は格好いいですし、輝いています。何度も足を運んで観たくなる、そういう魅力が詰まっています。

　そんな中で2013年に取材した試合で、最も印象的だったのが、1月に行われたサウンドテーブルテニスです。この競技は、視覚障害者の卓球で、アイマスクを付けた状態で試合をします。音の鳴る球を卓球台のネットの下をラケットでラリーして行うスポーツです。2013年は三重県の№1・№2の選手が準決勝で対戦しました。2012年は、余裕で優勝した選手が、2013年は接戦の末№2を下し、決勝に駒を進めて三連覇成し遂げましたが、決勝も最後の最後まで手に汗握る攻防で、どちらが優勝してもおかしくない試合でした。

　僅差で三連覇を達成したときに、インタビューしましたら、「他の選手のレベルが上がってきていますので、早く始めている分、自分が勝ちたいという気持ちで挑みました」とコメントしました。

　この選手は、その後東海大会で3位になりましたが、取材に行けば行く程段々奥が深くなっていって、面白くなってきました。決してリハビリの延長線上やレクリェーションではなく、れっきとした競技スポーツです。一般の方々にこのような競技の良さを知って頂くためには、体験して頂くのが一番良いと思います。

　ライズでは3段階に分けたパートナーを募集しています。

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　・ホームページの場合：障害者のスポーツ支援　市民活動団体ライズ　検索

（お問い合わせファームから問い合わせて下さい）

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（文＝有竹利恭）

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市民活動団体ライズ　代表　有竹　利恭　

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口座番号：６４８２８１（店番３０３）

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